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健康TOPICS 2008/4/24

心の支えと脳卒中

厚生労働省研究班による、社会的な支え(心身を支え安心させてくれる周囲の家族、友人、同僚などの存在)と循環器疾患発症・死亡との関連を調べた結果が発表されました。

社会的な支えが少ないグループは、脳卒中の死亡リスクが高い

40〜69歳の男女約4万4000人を対象に、「心が落ち着き安心できる人の有無」などを尋ねたアンケート調査の結果からグループ分けをし、発生した脳卒中や心筋梗塞の発症・死亡のリスクを比べました。

その結果、脳卒中の死亡リスクについては、社会的な支えの「とても多い」グループに比べると、「少ない」グループで男女計では1.5倍、男性では1.6倍、女性では1.3倍、高いという結果でした。

欧米では、社会的な支えが少ないと心筋梗塞の発症や死亡のリスクが高くなるという研究結果があり、孤独によるストレスなどの影響が指摘されています。

しかし、これまでに日本人で社会的な支えと循環器疾患の発症や死亡の関連を調べた報告はありませんでした。

今回の研究では、社会的な支えが乏しいグループで脳卒中死亡のリスクが高くなり、この関連は特に男性ではっきりと見られました。ただし、発症のリスクは変わりませんでした。このことから、脳卒中の回復にとって、孤立しないように支えてくれる身近な人の援助が大切であることが改めて示されました。

引用元:厚生労働省研究班による多目的コホート研究ホームページ
http://epi.ncc.go.jp/jphc/
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